Googleは検索順位を決定するアルゴリズム(計算式)において、コンテンツの質を重視する傾向にあります。またサイト評価については、ロボットによる巡回チェックだけでなく、ひとの目による評価も行っています。
ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
Googleの基本方針
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
具体的なガイドライン
次のような手法はNGです。
- コンテンツの自動生成
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- コンテンツの無断複製
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- リッチ スニペットマークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
Google公式ガイドラインから考える「良質で有益なコンテンツ」の作り方
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その1.オリジナルであること
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトになるかを考えてみましょう。同分野の他のサイトとの差別化を図るにはどうすれば良いのか?
一次情報を拾い上げる
一次情報とは、「あなたの体験によって手に入れた情報」のことです。
あるソフトウェアの使用方法や、インタビューによる顧客の感想など、それぞれの体験を通して手に入れた一次情報です。
あなた自身が体験したことを記事にすることで、誰にも真似できない独自性のある記事を作ることができます。
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その2.検索ユーザーに役立つコンテンツ(情報)であること
- 「有益」とはつまり、検索ユーザーにとって役に立つかどうかです。
検索ユーザーが本当に欲しかった情報を表示できれば、ユーザーから評価(ブックマークやSNSでの拡散)を得ることができます。ユーザーからの評価が高いサイトは結果として、検索エンジンからも高い評価を受けることになるのです。ユーザーの求めている情報が何かを知る方法
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その3.ユーザーの悩みを解決すること
- そもそも“検索”するという行為は、ユーザーに何らかの目的があり行われるものである。
○○について知りたいという欲求
それぞれの検索に対する答えを用意すれば良いのです。
FAQの作成
実際にお客様から寄せられた質問をまとめたり、よく質問されそうな問題をまとめることで、あなただけのオリジナルFAQコンテンツを作ることができます。
感想・レビューの作成
例えば、国内の観光スポットを実際に巡って体験レポートを書いてみたり、新しい化粧品の分析や商品紹介を書いてみたり、公開前の映画を鑑賞してレビューを掲載してみたり、それぞれのユーザーの欲求に対して、欲しい情報を掲載する方法です。
ノウハウを公開
例えばあなたがもし専門業界に携わるひとなら、「宅建士が教える、素人では分からない不良物件の見分け方」など、専門業界ならではのノウハウを公開することもユーザーにとって有益な情報のひとつとなります。
まとめ
今回は、“良質なコンテンツを作るために押さえておきたい3つのポイント”についてご紹介しました。
まず検索ユーザーに役立つコンテンツ(情報)とは何かを知り、その欲求に対する答えを、あなた自身の体験を通じて、あなた自身の言葉で伝えることが良質でオリジナルのコンテンツを作ることに繋がっていくのです。