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タイトルのつけ方一つで、クリック率や検索順位は大きく変わってきます。
SEOによる検索順位も大切ですが、検索ロボットよりもコンテンツを読むユーザーのほうが大切であるため、ここではユーザーにフォーカスしてユーザー目線でのタイトルのつけ方について解説します。
そもそも人はなぜ検索するのか?
あなたはなぜインターネットを使って検索を行いますか?
基本的に検索する行為は“知りたいという欲求を解消するため”ではないでしょうか。
まず最初の行為として、GoogleやYahoo!JAPAN といった大手検索サイトを使って、調べたいキーワードを打ち込みます。
検索結果の上位から順番に記事のタイトル(概要説明文も含め)だけで、ユーザーは“読めば必ず自分の役に立つ記事だ”と判断します。
つまり、ユーザーの関心を引かないことには、クリックさえしてもらえないのです。
01. ターゲットを明確にする
わたしたちは日常生活のなかで、テレビや新聞、雑誌、インターネットなどでさまざまな情報に触れています。あなたは普段の生活のなかで、どんな時に、どんな情報に興味を抱きますか?
例:A○B48総選挙、19時より生放送決定!
新聞の例の場合、A○B48のファンをターゲットにしたタイトルです。
新聞のテレビ欄でいうと、あなたが好きな有名人が出演している番組タイトルに興味を持ちませんか?
例:夏到来!2週間で5キロ減!飲むだけ○○ダイエット術!
雑誌の例の場合、短期間で手軽に痩せたい女性に向けて書かれたタイトルです。
雑誌の見出しにあなたが抱えている悩みを解消する方法が掲載されていたら読んでみたくなりませんか?
このように誰に向けて書いた記事なのか明確だと読む人にも内容が伝わりやすく、続きを読んでみたくなる心理が働きます。
逆に誰に向けて書かれたのかが明確でないと、結果的には誰にも伝わらないということです。
02. ベネフィットを数字を用いて簡潔に提示する
ベネフィットとは製品やサービスを利用することで消費者が得られる価値のこと。SEO対策でいうと、ユーザーにとって有益な情報を発信することです。
記事を読むメリットは何か?
記事を読むことで得られる価値を、具体的な数字を交えて簡潔に伝えることが重要です。
■SEO対策を検討しているユーザーをターゲットに書かれたタイトル事例
「タイトルを少し変えるだけで検索上位に表示され、アクセスが10倍になる方法とは?」
ベネフィット:記事を読むことで手軽にアクセスが10倍になる方法がわかること
■お腹まわりの贅肉を気にしているユーザーをターゲットに書かれたタイトル事例
「1日たったの5分で腹筋が割れるラクラク筋トレ法とは?」
ベネフィット:記事を読むことで手軽に腹筋が鍛えられる方法がわかること
■副業を検討しているユーザーをターゲットに書かれたタイトル事例
「1日たったの1時間!クリックするだけで月収5万円を稼ぐ方法」
ベネフィット:記事を読むことで手軽に収入が得られる方法がわかること
このように、あなたの記事を読む価値をユーザーに分かりやすく伝えることが重要です。
■タイトルでよく使われている文例
- ○○なテクニック
- ○○な方法
- ○○の秘訣
03. 読み手に「手軽さ」が伝わる表現にする
タイトルを見ただけで『これなら自分にも出来る!』と思わせることが重要です。
良くない例)
1日5分で出来る簡単ダイエット!
5分で出来るので一見手軽そうに思えるのですが、これだと同じ5分でも、ランニングで5分なのか、筋トレで5分なのか、飲用で5分なのかが分かりません。
良い例)
1日5分でダイエット!ただ正座するだけで痩せる入浴法
これだと、5分間、入浴時に正座するだけで簡単に実践できそうだとイメージできるかと思います。
豆知識
■SEO対策としてタイトルの文字数を30文字以内に収めましょう
検索結果に表示されるタイトルには文字数制限があるのをご存知ですか?
ユーザーが求める情報を表すタイトルをできるだけ簡潔に表現し、30文字以内に収まるようにしましょう。
検索キーワードもさりげなく挿入するとSEO対策でも有効です。
以下、弊社RED STONEが2015年に作成した記事「5分で学ぶ!Webマーケティングの歴史」ですが、「Webマーケティングの歴史」で3位に掲載されています。たった5分でWebマーケティングの歴史を学ぶことができるのがベネフィットになります。
SEOのテクニックについては本家Googleで学ぼう
Googleが公開しているSEO対策ドキュメント「検索エンジン最適化スターターガイド」でSEO対策のポイントがわかりやすく書かれていますので参考にしてみてください。