これからブログをはじめようと考えている方、もしくは現在無料ブログを使用しているけれど、有料ブログへの乗り換えを検討している方に、無料ブログと有料ブログの違いを簡単にご紹介します。
そもそもブログとは?
ウェブログ(Weblog)の略で、自分の意見や感想を日記風に記して、それに対する感想などを閲覧者が自由にコメントできる形式のWebサイトのこと。
日本ではブログという言葉は、ブログ作成ツールを使って作られたWebサイトを指すことが多く、HTMLの知識がなくてもホームページの開設や更新ができるという特徴がある。~ASCII.jpデジタル用語辞典の解説より引用~
ブログの利用目的
- 自社のサービスや商品の宣伝=広報活動
- 個人の日記=趣味・自己PR活動
代表的な無料ブログサービスの一例
Amebaブログ
芸能人・タレントの公式ブログとしても有名な株式会社サイバーエージェントが運営するブログサービス。
ライブドアブログ
コミュニケーションアプリ「LINE (ライン) 」で有名なLINE株式会社が運営するブログサービス。
はてなブログ
株式会社はてなが運営する、はてなダイアリーをより進化させたブログサービス。はてなブックマークでも有名。
なぜ無料なのか?
ユーザーは一切の費用を払うことなく、なぜ無料でサービスを利用することができるのか?
その理由は簡単で、無料でツールを利用できるようにすることで共有ドメイン(○○○.freeblog.ne.jpなど、ブログ提供者のドメイン名が入ったもの)の利用者がどんどん増えていきます。その数が増えるほど提供側は広告宣伝媒体としてその価値を高めることができ、その結果、有料広告枠を自社の広告サービスとして事業化できるためです。
Yahoo!JAPANやGoogleといった無料の検索エンジンサービスにも広告が多く掲載されていますが、無料サービスに他社の広告が掲載されているのはそういった理由があるからです。
- 無料のブログサービスの場合
- 広告表示があるため、閲覧数が増えるほど他社の宣伝になってしまいます。また、著作権はユーザーに帰属するものの、使用権はブログ提供者側にあります。共有ドメインなので自社の資産にはなりません。
- 有料ブログの場合(ユーザー自身がサーバーを用意し、ブログツールをインストールして使用する場合)
- 広告表示がないため、ユーザーに対し直接自社の宣伝ができます。また、著作権も使用権も当然のことながらユーザーのものです。独自ドメインなので、自社の資産として蓄積されていきます。
まとめ
無料のブログサービスは無料で使えるメリットはありますが、その分、他社広告の表示や共有ドメインの使用など、ブログ提供者のルールに従わなくてはいけないため多くの制限があります。
一方、有料のブログサービスの場合は、有料の代わりに自社で保有管理できるため、他社の規定に縛られず自由度が高く、自社の宣伝ツールとして高い効果を発揮します。
ところで、無料ブログにも有料オプションとして広告非表示設定や独自ドメイン設定、容量拡張設定などもありますが、利用規約などをよく確認すると、ブログ提供者側のルールに従わない場合は削除または非公開措置をとられるリスクがあるので注意しましょう。