オウンドメディアとは、自らが所有するメディアのこと。
おもに企業が消費者に向けて発信するメディアを指します。
自社発行の広報誌やパンフレット、インターネットの自社サイトなどもすべてオウンドメディアと呼ばれます。
オウンドメディアの歴史
2014年頃~ネイティブアド(ネイティブ広告)、オウンドメディア(自社広告)の登場。
2014年頃からネイティブアド(ネイティブ広告)が登場。
ネイティブアドとは「広告掲載面に広告を自然に溶け込ませることで、“ユーザーにコンテンツの一部として見てもらう”ことを目的とした広告」のこと。
代表的な広告フォーマットとして、記事広告やインフィード広告などが存在する。
- 記事広告
- 商品、サービスのさまざまな魅力を読ませる文章と、写真によって豊富に伝える広告要素のある記事コンテンツのこと。例えば、お金を払い、有名人のブログで商品を紹介してもらうなど。
- インフォード広告
- Webサイトやアプリ内のコンテンツ間に表示される広告のこと。FacebookやTwitterなどのSNSや、キュレーションメディア、ニュースアプリなどでよく利用されている。
商品を売るためのネイティブアド(ネイティブ広告)とは異なり、ユーザーとの関係構築を強化することを目的としたWebサイト型のオウンドメディアが数多く登場しはじめる。
オウンドメディアはアーンドメディアやペイドメディアと共に、トリプルメディアと呼ばれ、この3つのメディアを有効に活用することで相乗効果が期待できます。
トリプルメディアとは?
- オウンドメディア
- 企業やサービスなどの独自の情報を発信し、ユーザーとの関係構築や教育の役割を果たす。
- ペイドメディア
- 広告費を払って掲載する従来のメディアのこと。オウンドメディアやアーンドメディアに送客し認知をうながす。
- アーンドメディア
- FacebookやTwitterなどのSNSを活用し、オウンドメディアのオリジナル情報を拡散することで媒体の認知度を向上させる役割を果たす。
まとめ
オウンドメディアを運用し、良質なコンテンツを蓄積(ストック)していくことで、コンテンツ自体が資産となります。
また、見込み顧客の多いキーワードに対し、検索エンジンで上位表示を実現すれば、見込み顧客を継続的に自社メディアへ導くことも可能なため、結果として広告費の削減につながっていきます。