オウンドメディアで失敗しないための3つの心得

オウンドメディアで集客し、自社の売り上げに繋げたい!と一念発起し、
これからオウンドメディアをはじめようと考えているあなたに、失敗しないための心得をいくつかお伝えします。

オウンドメディアで失敗しないための心得その1

目的を明確にする

そもそもなぜオウンドメディアを立ち上げようと思ったのか。その理由を明確に答えることができないひとは必ずと言っていいほど失敗します。何のために記事を書くのか?
その答えがないままでは、継続することはもちろん、記事を書くことすらできなくなります。

たとえば当メディアの場合、3Wでその疑問を解決しています。
  1. Who(誰に?)… オウンドメディアを自社の広告宣伝ツールとして活用したいユーザー
  2. What(何を?)…Webマーケティングで成果をあげるためのノウハウを無償で提供
  3. Why(なぜ?)…オウンドメディアを通じて弊社を知るきっかけになってほしいから

この結果から、弊社がオウンドメディアを運営する理由は、企業ブランディングが目的であると認識することができます。

オウンドメディアで失敗しないための心得その2

ユーザーが欲しい情報が何かを知る

目的が明確になったところで、次はターゲットに対しどんな情報を発信すれば良いのかを考えなければいけません。
ただ闇雲にこんなコンテンツ(情報)があったらなぁという客観的な視点も大切ですが、せっかくインターネットという非常に便利なツールがあるので、ほんとうにそのテーマが求められているのか、Webマーケティング調査で大まかなニーズは把握しておきましょう。

便利なWebマーケティングツール

Google トレンド(無料)

https://www.google.co.jp/trends/

使い方:検索キーワードを入力するだけで大まかなニーズが把握できます。
2016年9月時点で「オウンドメディア」というキーワードの検索ボリュームが年々右肩上がりであることから、今後もニーズの拡大が予想できます。

googletrend

Googleトレンドで大まかなニーズを把握したら、次にキーワードの洗い出しを行っていきます。

便利なWebマーケティングツール

Google AdWords キーワードプランナー(無料)

https://adwords.google.com/KeywordPlanner

※Googleアカウント登録とクレジットカード登録が必要

使い方:検索キーワードを入力するだけで月間検索回数と競合(高・中・低)の割合、さらに関連するキーワードまで教えてくれる優れものです。
「オウンドメディア」というキーワードを入力すると、その他の関連キーワードが一覧で表示され、データはダウンロード保存することも可能。大まかなテーマさえ決まれば、あとは関連ワードをピックアップするだけニーズのありそうな記事の参考テーマが出来上がってしまいます。

keywaordplanner

オウンドメディアで失敗しないための心得その3

決してあきらめないこと

これまでにニーズの把握のためにキーワード調査ツールの使い方を説明したとおり、人気のあるキーワードにはすでに競合が多く存在しており、それら競合サイトは何百、何千ページという膨大な記事を配信し続けていることでしょう。あなたがちょっとがんばったくらいでは検索サイトに上位表示されることは難しいのです。今からオウンドメディアを立ち上げようとしているあなたには、アマチュアデビューしたばかりの歌手とすでにメジャーデビューしている有名歌手くらい大きな差があるのです。
『じゃ、記事書いても意味ないじゃん。』とぼやいたあなた。ここであきらめてはいけませんよ!強者に勝つためには、それなりの戦略が必要なのです。

それは何か? 狙ったキーワードに上位表示された競合サイトを分析し、競合にないもの(情報)をあなたがターゲットユーザーに提供すれば良いのです。要するに、他にないオリジナルのコンテンツをあなたが作れば良いのです。

Googleの検索エンジンで上位表示されるためには、コンテンツ(情報)の質が重要視される傾向にあります。
では、コンテンツの質とは何をもって評価されるのでしょうか?
以下、Googleの公式ドキュメントよりご紹介いたします。

Search Console ヘルプより

魅力的なウェブサイトを作成する鍵となるのは、オリジナリティに溢れた質の高いコンテンツによって、ユーザーにとって最良のエクスペリエンスを提供することです。ユーザーはサイトが有益でユニークだと感じると、再びアクセスしたり、自分のサイトからそのコンテンツにリンクしたりします。それによって、時間の経過とともにより多くのユーザーがサイトに引き付けられるようになります。

コンテンツを作成するときは、次のようなポイントを確認してみてください。

  • 有益で情報が豊富:レストランに関するサイトを立ち上げるなら、所在地、営業時間、連絡先情報、メニュー、今後のイベントを知らせるブログなどのコンテンツを掲載することができるでしょう。
  • 他のサイトより価値が高くて役立つ:犬のトレーニング方法を紹介する場合は、犬のトレーニングに関するウェブ上の他の記事よりも高い価値を提供したり、異なる視点から書かれた記事を掲載したりします。
  • 信頼性がある:独自の調査、引用、リンク、レビュー、証言などを通じて、サイトの信頼性を示します。著者の経歴や実際の顧客からの証言などを掲載すれば、サイトの信頼性や評価を高めるのに役立ちます。
  • 高品質: サイトのコンテンツはユニークで、個別で、質の高いものでなければなりません。大量生産されたコンテンツや、他の多数のサイトに委託したコンテンツは望ましくありません。コンテンツは、検索エンジンで上位に掲載されるためではなく、優れたユーザー エクスペリエンスの提供に主眼を置いて作成してください。
  • ユーザーを引き付ける商品やチーム、作者自身の画像を追加することで、サイトに色どりやリアリティをもたらします。スペルミス、不自然な文体、事実誤認などでユーザーが不快にならないようにします。また、広告の量が多すぎることも、ユーザーが不快になる原因になります。定期的な更新、コメント ボックス、ソーシャル メディア ウィジェットを通じて交流しながら、ユーザーを引き付けます。

次のようなことがあると、ユーザーは信用できなくなったり、離れてしまう可能性があるので気を付けてください。

  • 無効なリンクや間違った情報などのエラー
  • 文法上の間違いやスペルミス
  • 多すぎる量の広告
  • コメントスパムやフォーラムへのスパム投稿などのスパム

まとめ

今回はオウンドメディアで失敗しないための3つの心得をお伝えしました。
最後に一番お伝えしたいことは、目標を決めたら最後まであきらめず続けること。
ページ数は根気強く続けていれば1日1記事更新したとしても100日で100ページに到達することができます。100ページを超えると、検索エンジンに登録されるページ数が増えるため、その分アクセス数も比例して伸びていきます。アクセス数が伸び始めると、自分にしか知ることができない隠れた検索キーワードを拾うことができるようになります。
その隠れた検索キーワードこそが、ユーザーの本当のニーズであり、そのニーズをあなたのコンテンツ(情報)をもって解決に導いてあげれば、そのユーザーはあなたのサイトのファンへと変わっていくでしょう。
なので、最低でも100ページを超えるまでは記事を書き続けてください。ここを乗り越えれば自ずと次のステージ(目標)が見えてくると信じています。

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